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- 楽って聞くけど実際はどうなのかな?
- 自分にもできるか不安だから事前に仕事内容を知っておきたい
- ぶっつけ本番なの?
実は試験監督バイトは3時間から働けるものもあり、年間を通じて様々な試験で求人が出ています。
この記事では仕事内容や応募方法、メリット・デメリット、求人情報について詳しく解説します。この記事を読むと自分は試験監督に向いているのかがわかります。
試験監督バイトを良い条件で働くには派遣会社から応募することです。時間厳守や細かな作業が求められることを考慮して、自分に合った仕事かどうか検討することが大切です。
試験監督のバイトの仕事内容と1日の流れ
試験監督のバイトの仕事内容は、通常リーダーとなる監督のアシスタントをするのが仕事です。
1日の仕事内容の流れは以下の通りです。
- 事前準備
- 受験者の誘導
- 本人確認
- 試験概要の説明、および問題用紙の修正事項の伝達
- 答案用紙の準備・配布・回収
- 試験中の巡回
- 回収後の答案用紙の枚数チェック
- 片付け
中学・高校受験の模試であれば複数科目あるため何回か繰り返します。
試験の種類はさまざまで、英検などの資格取得試験の監督や塾での模試や受験などの学生相手の監督があります。
試験開始前
試験開始前は次のことを行います。
- 必要に応じて試験会場の机や椅子の準備(すでに準備されている場合もあり)
- 黒板やホワイトボードに注意事項および時間割を記載
- 受験票での本人確認
- 試験会場までの受験者の誘導
- 受験者への試験の注意事項説明
- 問題用紙・解答用紙の準備&配布
概要説明
試験開始の1〜2時間前に集合します。はじめにメインの試験官から当日の流れや注意事項についての説明を受けます。
説明とあわせてマニュアルが用意されていることもあるため配布があった場合は目を通しましょう。
事前にマニュアルが配られていたら当日の概要説明で必要になるケースが多いです。忘れずに持参するようにしましょう。
会場準備
説明を聞いた後は試験会場に机や椅子を並べたり、黒板に注意事項や時間割を記載します。
受付・誘導
すべての準備が終わり試験会場へ受験者が到着したら受付や会場までの誘導・案内を行います。受験票の顔写真と照らし合わせながら本人確認をするケースもあります。
試験会場が駅から遠い場合には、最寄り駅から会場まで受験生を誘導することもあります。
受験者に試験の概要を説明
試験の開始時間が近づいてきたら出欠確認を行い、受験生に試験の手順と注意事項を説明します。試験の説明や本人確認が終わったら、問題と解答用紙を配布して試験を開始します。
試験開始時刻が来たら号令とともにスタートします。
試験開始時
試験開始時は次のことを行います。
- 問題用紙・解答用紙の配布
- 受験者に試験の概要を説明
- 会場内の巡回
- 落し物などの対応
- アナウンス
リスニング試験がある場合は機材の操作を行う可能性もあります。
問題用紙・解答用紙の配布
試験の開始直前に駆け込んでくる受験生がいたら必要に応じて個別に説明を行います。試験開始10分前に問題用紙を配布します。
会場内の巡回
試験中は教室内を巡回し、カンニングなどの不正行為が行われていないか見回りをします。常に受験者を監視し、不正を見つけた場合は適切に対処する必要があります。
マナーの悪い受験生には注意します。
落し物などの対応
鉛筆やペンを落としてしまった受験生がいたら回収も行います。試験中に気分が悪くなってしまう人もいます。
定められたルールに従って迅速かつ臨機応変に対応することが求められます。
アナウンス
残り時間のアナウンスは試験によって異なりますが、試験の終了時刻が近付いてきたら残り時間を知らせるアナウンスを行います。時刻ぴったりに終了を告げて受験生に解答を止めるよう指示を出します。
試験終了時
試験終了時は次のことを行います。
- 問題用紙および答案用紙の回収
- 回収した用紙の枚数確認
- 片付け・忘れ物チェック
問題用紙および答案用紙の回収
試験終了後に問題用紙と回答用紙を回収します。
回収した用紙の枚数確認
回収したら枚数が合っているか、名前などの記入漏れがないかを確認します。
片付け・忘れ物チェック
受験者が会場を出た後は次のことを行います。
- 黒板を消す
- 忘れ物確認
- 会場内のゴミを拾い
- 椅子や机の片付け(会場のセッティングをした場合)
念入りに確認を行い、問題がなければ責任者に報告を行って業務終了です。
午前の部などがある場合はお昼休憩を挟み、同じ業務内容を繰り返します。
研修はあるの?
塾や派遣会社を通して申し込む場合は事前研修があることもあります。
試験監督バイトの勤務時間
試験監督バイトの拘束時間は数時間から1日までさまざまです。
短時間の試験内容
「TOEIC」「英検」などは3〜4時間程度で終わるものもあります。TOEICのような試験であれば1回で済むのでかなり楽です。
長時間の試験内容
「センター試験」「大学模試」など試験科目が多いものだと、8時間以上のこともあります。残業などを含めて8時間以上かかる場合や、2日〜3日と連続して行われる試験もあります。
応募する際は勤務時間、勤務日数の確認はしておきましょう。
試験監督のバイトの年齢層
大学生、フリーター、主婦(夫)、ミドルの方が主に活躍されています。最も多いのは20代前半の大学生です。
試験によっては30代〜60代まで幅広い年代の方が見られます。
大手進学塾や大学
大手進学塾や大学などの場合は、卒業生や在学中の生徒に試験監督を任せるため若い年代の方が多いです。
国家試験や検定試験
検定試験や国家試験などは、求人で幅広く募集を掛けています。そのため年齢にバラツキがあり、主婦・社会人・シニア世代の方もたくさんいます。
40~60代で副業で応募する方も多いです。
男女比はマチマチです。
試験監督のバイトの給料(平均時給・月収)
給与は即日手渡しの場合もあるため早急にお金が必要な場合にも便利です。交通費込で時給に換算すると約1400円ですので、かなりお得です。
試験監督の時給相場 | 1,000~1,500円程度 |
日給相場 | 8,000円程度 |
都内の平均時給 | 1,108円 |
最高時給 | 1,642円 |
試験監督補助の時給相場 | 900円~1,100円 |
試験監督の時給相場
時給制の場合は1,000~1,500円程度です。
日給相場
日給制の場合は8,000円程度が相場とされています。
都内の平均時給
都内の平均時給は1,108円です。地域によっては地方の方が都内より高いこともあります。
一般的なバイトと比べると標準もしくは少し高めに設定されている傾向があります。
最高時給
もっとも平均時給が高いのは福井県の1,642円とされています。
試験監督補助の時給相場
補助の期間は時給900円~1,100円くらいになります。未経験者の場合は試験監督補助業務での募集が一般的です。
初回は試験監督の補助として入り、何回か経験して試験監督として採用されるケースもあります。
時給を上げるにはどうすればよいか
長く働いて経験を積み、主任の監督員になれば時給が上がる制度があるところもあります。
直接応募よりも派遣会社から試験監督の仕事を行う方が時給が高いケースがあります。
試験監督バイトのきついところ・デメリット
試験監督バイトのデメリットは以下の通りです。
- 暇過ぎて辛い
- 立ち仕事で足が疲れる
- 朝早くから集合しなければならない
- 服装や髪型に厳しい
- 責任が重い
暇過ぎて辛い
試験中はスマホをいじったり本を読んだりできません。何もトラブルが起きなければ特にすることはないため眠気との戦いになることもあります。
短い時間なら楽ですが、夜遅くまで拘束される場合は疲労感が溜まることもあります。
おすすめの暇つぶし方法
①頭の中で問題を解く
②人間観察
③ぼーっとする
英語はリスニングを一緒に解いたりして時間を潰せます。
立ち仕事で足が疲れる
試験会場によっては立ちっぱなしの勤務になる場合もあります。昼食を食べるときくらいしかゆっくり足を休める機会がありません。
貧血気味な方などはあまり向いていないかもしれないので注意
朝早くから集合しなければならない
試験監督は看板の設置や受験番号を机上に貼るなどの会場の準備があるため、試験開始1~2時間前には会場に入ります。センター試験模試のように1日がかりで行う試験の場合は、朝が早くて帰りも夜遅くなります。
試験中は会話することはできないため余計に睡魔が襲ってきやすいです。
服装や髪型に厳しい
試験監督バイトでは基本的にスーツを指定されることが多いです。特に指定がない場合は清潔感を意識した試験監督としてふさわしい服装を心掛ける必要があります。
責任が重い
試験監督の仕事は、ちょっとしたミスで受験者の人生を変えてしまうかもしれないという責任の重さがあります。指示されたことを正確にこなす必要があり、最初から最後まで気が抜けません。
問題が生じればマニュアルに従い適切な対応が求められます。
試験監督バイトの楽なところ・メリット
試験監督バイトのメリットは以下の通りです。
- 時給が比較的高め
- 仕事内容が簡単
- 座っていられる
- 単発で働ける
- 幅広い年齢層の人と出会える
時給が比較的高め
時給も1,000円~1,500円と高く、さらに食事と交通費が支給されることもあります。短時間の試験の場合だと3~4時間、大学入学共通テストや大学模試では、8時間以上の長時間にわたる試験もあります。
空いた時間で効率良く稼ぎたい人、短い期間でまとまった収入を得たい人にもおすすめです。
仕事内容が簡単
試験中の業務はいずれも簡単な業務です。しっかりとしたマニュアルを用意しているところがほとんどで、マニュアルを一通り把握できれば迷うことなく仕事ができます。
トラブルの対応は少なく、受験者からの質問対応や体調不良時のサポート等もめったに起こりません。
座っていられる
肉体労働がほとんどなく、試験中は座っていられることが多いのでとても楽です。試験が始まってしまえば、カンニングなどの不正がないかを見張る以外はあまりやることもありません。
試験会場はエアコンが適切な温度で設定されているため過ごしやすい環境です。女性や体力に自信がないという人でも安心してできます。
単発で働ける
試験監督は半日で終わる試験も多いためバイトを掛け持ちしたい人にもぴったりです。
スケジュールを柔軟に組みやすいことは、単発バイトならではのメリットといえます。1日限りのため人付き合いが苦手な人でも気楽に働けます。
1回の試験時間が短くても1日に複数回の試験が続けて開催されるケースもあります。応募する際には拘束時間に注意しましょう。
食費や交通費が支給される
交通費は別途支給されるケースが多いです。しかし中には交通費込の時給・日給になっていたり、一律500円など支給額が決まっていたりするケースもあるため確認が必要です。
幅広い年齢層の人と出会える
試験監督のバイトは、大学生から社会人、主婦の方まで幅広い年齢層の方が活躍しています。
試験監督バイトの身だしなみ
試験監督バイトでは、スーツの着用を求められるのが一般的です。条件に合わない身だしなみの場合、最悪働かせてもらえない場合もあるため、注意が必要です。
当日はスーツを着用の上、落ち着いた髪色にして集合場所に向かいましょう。
服装
服装は次のように指定をされることがあります。
- シャツ・ブラウスは襟付きで白が基本(男性の場合はネクタイも必須)
- スーツは黒・グレー・紺などのシンプルな色味
- 靴は「歩いたときに音が鳴らないゴム底の靴」
- 女性はベージュのストッキング・黒のパンプス
- 腕には「秒針付の腕時計」
過度な染髪・香水・アクセサリー・ネイルなどはすべて禁止事項とされています。
私服で良い場合は、落ち着いた色の襟付きのトップスに派手でないパンツやスカートといった無難な服にしておくのがおすすめです。
髪型・髪色
髪は黒髪から暗めの茶髪です。長い髪はひとつに束ねるなど、清潔感のある髪型が求められます。
普段から髪を派手な色に染めている方は落ち着いた髪色に染め直したり、黒染めスプレーを使用したりするようにしましょう。
髪型や髪色、メイクなどがあまりにも派手だと応募の段階で落とされる可能性があります。
装飾品
アクセサリー類やネイルは禁止です。試験監督は、試験の開始・終了時刻や残り時間を知らせるアナウンスを行わなければいけません。
きちんと時刻を合わせた秒針付きの腕時計を必ず着用しましょう。スマートフォンでの代用は不可です。
試験監督バイトに向いている人
試験監督バイトに向いている人は以下の通りです。
- 時間を守ることができる人
- マニュアル通りに対応できる人
- ぼーっとするのが好きな人
- 単日・短時間で効率良く稼ぎたい人
時間を守ることができる人
試験は時間厳守です。決められた時間に試験が始まるように準備し、試験終了の時間も1分1秒たりともずれてはいけません。
試験監督の中でもリーダーを任されると、ほかの試験監督に的確な指示を出し、時間通りに試験が進行できるように準備をしなければなりません。少しでも遅れたりすれば試験監督の仕事に支障をきたすことになります。
マニュアル通りに対応できる人
試験監督の仕事に求められるのは、マニュアル通りに業務を遂行できる人です。ちょっとしたミスで受験者の人生を変えてしまうかもしれないため、きっちりとこなせる人に向いています。
ぼーっとするのが好きな人
試験中は何か質問されたり、トラブルが起きたりしない限り暇な時間が続きます。中には体調を崩してしまう人や不正を働こうとする人もいるかもしれません。
そういった細かい点にも気づくことができるよう集中力を持って仕事をする必要があります。
ぼーっとするのが好きな人としては最高のバイトです。
単日・短時間で効率良く稼ぎたい人
試験監督バイトは短期間で高時給を得ることができます。特に試験監督の仕事は通常、試験日の朝早くから昼過ぎまでの短い時間帯に行われます。
スキマ時間にしっかりと収入を得たい方や、他の予定と両立させながら稼ぎたい人におすすめです。
試験監督のバイトの求人の探し方
試験監督のバイトは派遣会社に登録し、そこから募集がかかるというのが一般的です。予備校や国家公務員のホームページから募集していることもあります。
派遣会社に登録しておけば、試験監督のバイトが終わった後も仕事の紹介を受けることができます。
応募する
試験監督に応募する方法は次の通りです。
- 派遣会社
- 塾・資格学校
派遣会社
派遣先に登録し、募集が出たら都度応募します。早ければ登録会当日、または数日後にバイトをする日時と場所が決まります。
大手の派遣会社に登録しておくと、国家試験の試験監督などをすることもできます。
おすすめ派遣会社
ランスタッド
バイトレ
NEXA(株式会社 全国試験運営センター)
塾・資格学校
高校生時代などに通っていた塾や塾バイトをしていると試験監督の仕事の紹介をしてくれる場合があります。毎月のように模試を行っている塾もあるため、塾とのつながりを持っておくと試験監督のチャンスが増えます。
試験監督バイトは学習塾や資格学校が募集しているケースが多く、塾講師や家庭教師と同様に時給が高めに設定されています。
バイト日時の確定
登録すると1日の流れのような説明書が届き、目を通したら本番です。実際に試験監督バイトをする1週間前くらいに、事前研修という形で試験内容やマニュアルの説明がされます。
事前研修自体がある場合は派遣会社の支店で行われることが多いです。英検の試験監督だと事前研修はないようです。
求人が多い時期
基本的に1年中募集はありますが、大学や専門学校の入学試験が行われる1月から3月あたりは特に求人が多くなります。国家資格にはより厳正な試験の実施が求められるためアルバイトの求人は少ないです。
中高生の模試は7~12月、英語の資格試験などは年間を通じて多く実施されています。
案件は土日に多いです。試験監督のバイトは非常に人気が高く、すぐに定員に達してしまうことがあるため注意が必要です。
毎年1月から3月に行われる入学試験は私立大学や専門学校などで試験監督の補助バイトが募集されることが多いです。求人数は多くないため、見つけたら早めに応募するのがおすすめです。
安定して仕事を見つけるには
大手の塾や予備校や派遣会社に登録することで、月1〜2回ほどの安定したペースで試験監督のバイトに取り組むことができます。
経験や回数を積むことで、同じ会社から継続して仕事をもらえることもあります!
試験監督のバイトに採用されるコツ
試験監督のバイトは派遣会社に登録される形であり、会社によっては面接があるところもあります。
面接では次の点などを見られます。
- 人柄
- まじめさ
- 落ち着き
- 責任感
服装や髪型は試験監督のバイト当日の服装や髪型を意識すると良いです。
試験監督のバイトで面接をするケースはほとんどありませんが、登録時が事実上の面接となります。
面接官曰く「ドタキャンしなさそうな人」が採用条件らしいです。
試験監督バイトはスキマ時間で効率よく稼げる
試験監督のバイトは短期間で効率よく稼げるため単発バイトの中でも特に人気が高い仕事の一つです。初心者でも挑戦しやすく、スキルや経験がなくても活躍できます。
複雑な作業はほとんどなく、バイト初心者でも挑戦しやすいメリットがある一方で、何もしない時間が多かったり、プレッシャーを感じやすかったりといったデメリットも存在します。
しかしその分時給も高くなっているので、試験監督のバイトに興味を持った方はぜひ一度チャレンジしてみてください。
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