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- 実質の時給が安いからやめとけって見たけど
- 学歴がそんなに高くないけど働ける？
- 生徒の成績が上がらなかったら保護者に怒られる？
家庭教師バイトには数々の課題が存在します。時給は魅力的ですが、成果へのプレッシャー、時間外労働など、考慮しなければならない点も少なくありません。
そこでこの記事では、家庭教師バイトの実際の仕事内容、メリット、デメリットまで詳しく解説しています。
この記事を読めば家庭教師バイトがあなたに適しているかどうか、注意すべきポイントが明確に理解できます。
家庭教師のおすすめの始め方は複数の派遣会社に登録することです。複数の派遣会社に登録することにより、希望条件に合ったバイト先が見つかりやすくなります。
家庭教師バイトの仕事内容
家庭教師は小中高生の生徒の自宅へ訪問し、
- 学習サポート
- 受験対策
といった個別指導を行う仕事です。
5教科の中から一対一のマンツーマン指導を行います。中には兄弟も一緒に指導を行うこともあります。
教えるペースは1人の生徒に対して週1〜2回指導し、1回あたりの指導時間は1〜2時間程度です。生徒に適した教材や指導方針を考え、保護者や生徒と相談しながら決めていくことが多いです。
学習サポート
家庭教師の主要な仕事内容は「学習サポート」です。学校の課題の理解を深めるための手助け、テスト対策など生徒のニーズに応じた指導を行います。
家庭教師は生徒の学習ペースや理解度を常に把握し、指導計画を柔軟に調整する能力が求められます。他にも『生徒や保護者との面談・相談対応』『学習状況の把握』『保護者への報告』など、学習に関してや学習に関する不安点などを解決するなど総合的な面でサポートもします。
受験対策
学習サポートの次に多いのが中学・高校・大学における一般受験対策です。受験対策の場合は問題の難易度も上がるので担当する科目に精通していなければいけません。
受験生の場合は、生徒の志望校の過去問や模試などを通して勉強を教えることもあります。
最近は推薦・AO入試といった対策も増えています。一般受験とは異なる形式の受験対策で、面接指導や小論文の添削・アドバイスをします。
家庭教師バイトのきついところ・デメリット
家庭教師バイトのデメリットは以下の通りです。
精神的なプレッシャーがきつい
テストの点数や成績という形で目に見えて成果がわかるからこそ、プレッシャーがきついと感じる方もいるようです。成績が上がったか、志望校に合格できたか、といった成果が求められるので精神的なプレッシャーを感じることもあります。
テストや成績が上がらないと生徒本人や親御さんからのプレッシャーがかかり、成績に厳しい家庭だと家庭教師を変えられてしまう可能性があります。やる気がない・強情な生徒に当たってしまうと成績を上げることが難しく苦労します。
時給は良いが稼ぎにくい
勉強が苦手な生徒に教えるのが大変で、時給は良いけれど稼げないという声は特に多いです。
次の原因で大変だと感じます。
- 長時間働けない
- 事前準備などバイトの時間外での拘束が多い
- 生徒の家までが遠い
時給自体は比較的高いものの、1コマ90分程度、週に1回くらいしか働けません。時給が2,000円だったとしても、毎日生徒を受け持てたとしても、週に2万円にもならないことがあります。
時給が発生するのは教えている時間のみで、準備時間は無給です。さらに勤務場所の生徒の家まで遠かったり、交通の便が悪かったりする場合は大変です。
授業の事前準備に時間がかかる
家庭教師のバイトは生徒の理解度や学校の授業の進み具合などに合わせて、授業内容や進め方などを考えなければなりません。そのため授業の事前準備に時間がかかります。
時給が高いものの時給換算すると実際の収入が見かけ以上に低くなる可能性があります。
次の作業は基本的には給与に含まれません。
- カリキュラムの作成
- 指導内容の予習
- 保護者へのフィードバック提供
- 指導で使用する資料作成
時給が発生する授業時間以外にも当日の指導内容を頭に入れておく必要があります。必要に応じて指導する分野を勉強すること、指導で使用する資料を作成することが求められます。
模試・過去問・宿題などを事前に採点しておく準備も必要です。
生徒のモチベーションを引き出すのに苦労
家庭教師バイトで大変なのが生徒のモチベーションを引き出すことです。生徒によっては勉強意欲が著しく低い場合や全くコミュニケーションを取ろうともしない場合が多々あります。
指示した宿題を生徒がやってくれず、それぞれの生徒に合う指導方法に迷う人も少なくありません。目的とゴールを明確にしてあげて、生徒が走り出しやすいような環境を整えてあげるのが最も大切です。
家庭教師バイトの楽なところ・メリット
家庭教師バイトのメリットは以下の通りです。
- やりがいがある
- 時給が高い
- シフトの融通が利きやすい
- 様々なスキルが身につく
やりがいがある
生徒の学力が向上し喜んでもらえたときに大きな達成感を得ることができます。喜びを感じるポイントは次が挙げられます。
- 苦手な科目が好きになった
- テストの点数が上がった
- 志望校に合格した
- 様々なスキルが身につく
直接生徒の成長に貢献でき、数値として現れるので成果を目の当たりにすることができます。生徒から慕われていると実感できたときや自分の教え子が成長していく姿を見られるのは家庭教師の特権です。
時給が高い
家庭教師バイトは最低でも1,300円程度はもらえます。一般的なバイトと比べて時給が高い求人が多く、短い時間で効率良く稼ぐことができます。
月々の収入が安定しているのも魅力のひとつです。
シフトの融通が利きやすい
家庭教師バイトのシフトは指導する生徒や家庭と調整します。週1回・60分といった短時間から働くことができるため融通が効きやすいです。
生徒との都合が合えば、急なお休みも比較的容易に対応できます。平日の夕方から夜にかけての時間帯、休日に設定されることが多く、学業との両立がしやすいバイトです。
最近では在宅での指導が可能なオンライン家庭教師という働き方もあります。
様々なスキルが身につく
家庭教師バイトでは次の能力が身につきます。
- 生徒に分かりやすく伝えるためのプレゼンスキル
- 生徒の気持ちを高めるためのマネジメントスキル
- 限られた時間で必要な指導を行うタイムマネジメントスキル
生徒に教える中で知識の復習や内容の理解を深めることができます。指導経験や責任ある業務に携わってきたことは就活時のアピールポイントになります。
家庭教師バイトの時給はいくら貰える？
時給アップ方法は以下の方法があります。
- スキルアップを目指す
- 長く勤務する
- 交渉する
時給の相場は1,500円～2,000円前後であることが一般的です。
家庭教師バイトの平均時給 ※タウンワーク調査
| 派遣会社 | 個人契約 | 生協・大学 | |
| 時給相場 | 時給1,300円以上 | 2000～5000円 | 1500～3000円 |
| 初心者向きか | 初心者～経験者まで | 経験者向け | 経験者向け |
| 昇給 | しづらい | しやすい | しやすい |
指導実績や所属する大学・学部といった「ブランド」によって時給額は大きく変動します。東大生などは5,000円以上の時給をもらっている人もいます。
この後の探し方で説明しますが、個人契約は仲介料がかからない分、好条件で働くことができます。
交通費は時給とは別で支給されるケースがほとんどです。しかし支給上限額が決められていることもあります。
家庭教師バイトの探し方
家庭教師バイトをするには、家庭教師の派遣会社に仲介してもらう方法と個人契約をする方法の２つの選択肢があります。初めての際は派遣会社に登録するのが一般的です。
- 派遣会社
- 個人契約
- 生協・大学
派遣会社から登録する
家庭教師派遣会社に登録すると、
- 希望のエリア
- 希望の学年
- 教科に合った求人
を紹介してもらえます。
派遣会社では研修を実施しているところが多いため、家庭教師の経験がなくても安心感があります。
条件を入力する時点で明確に教えられる範囲を理解しておきましょう。楽しく家庭教師として勤めるためにも非常に重要です。
チェックポイント
家庭教師派遣会社を利用する際は、複数社の求人内容・条件を比較するのがおすすめです。会社によっては複数登録禁止を明記している会社もあるので注意してください。
個人契約から登録する
個人契約のメリットは3つあります。
- 時給が高い
- 自分が提示する条件にあった生徒と契約を交わせられる
- ダイレクトに自分のアピールポイントを伝えられる
派遣会社を挟まない分時給が高く、2000円程度からスタートできることがあります。自分のタイミングで時給アップの交渉をすることもできます。
しかしデメリットとしては「トラブルが起こったときに守られない」「仕事が見つけられない」ことが挙げられます。給料だけでなく待遇面やフォロー面、リスク面などを総合的に考えて家庭教師を始めることが大切です。
生協・大学から登録する
生協や学生支援課の求人からの応募は基本的に個人契約となるため、派遣会社より数百円高めに時給が設定されているケースが多いです。大学周辺地域の家庭から家庭教師派遣の募集を募集して、自分に合った条件の案件であれば受注します。
しかしもともと掲示板に掲載されているバイト数は少ないうえ、家庭教師のバイトは人気が高いです。
家庭教師バイトと塾講師バイトの違い
ここでは家庭教師バイトと塾講師バイトの特徴を比較しながらそれぞれのメリットデメリットを紹介していきます。
| 家庭教師 | 塾講師 | |
| 教え方 | 個別指導 マンツーマン | 集団指導 |
| 研修期間後 | 仕事が入ってくるまで働けない | すぐに働ける |
| スケジュール | 比較的柔軟 生徒の都合に合わせられることが多い | 塾のスケジュールに合わせる必要がある |
| 教材 | 生徒の必要に応じてカスタマイズ可能 | 塾が提供する教材を使用 |
| 生徒との関わり | 生徒一人ひとりの学習進度や理解度に密接に関与 | 生徒全体の進度管理やクラス全体の学習状況を管理 |
教え方
家庭教師は基本的に一対一の個別指導を行い、生徒1人1人の学習ニーズに合わせてカリキュラムを組んで指導に当たります。一方で塾講師は複数生徒を指導します。
集団指導塾の指導方針を取っている塾では、決まったカリキュラムに従って授業を進めていきます。
研修期間後
研修期間終了後は塾講師の場合、早速授業を受け持つ流れとなります。
家庭教師の場合は生徒獲得がされておらず、しばらくの間待機となることが多々あります。研修を受けたからと言ってすぐに仕事が入ってくるという保証がない点に注意です。
スケジュール
家庭教師は各家庭が依頼する時間で働きますが、塾講師は塾の運営時間で働きます。
家庭教師は生徒とスケジュールを合わせるため、生徒との都合が付けばシフトの融通がききやすいです。各家庭を訪問するため１日に働ける時間は少なめです。
一方で塾講師は塾の授業スケジュールに合わせて勤務するため、比較的固定された勤務時間があります。塾講師は移動時間が少なく、１日に働ける時間も自分の希望に合わせて調整しやすいです。
生徒との関わり
家庭教師は生徒一人一人と深くかかわるため密接な関係を築くことができます。
塾講師は生徒に対する関わり方に差が出ないようにコミュニケーションを取らなければなりません。特にふぁ集団指導の塾では、1度の授業で10名～30名指導するため生徒1人と関われる時間が短いです。
家庭教師バイトの声・口コミ評判
ここでは3名の家庭教師バイト経験者の声を紹介します。良いクチコミからイマイチなクチコミまで幅広く紹介しているので、参考にしてください。
Q.派遣会社の選び方は？
大学生の頃、アルバイトで塾講師か家庭教師か悩んで、自分の性格から1：1の方がいいかなと考えて家庭教師を選びました。アルバイト情報誌のanを買って、そこで家庭教師のトライを見つけて、有名だったのでそこに決めました。
(家庭教師のトライバイト)
最初は個別指導のトライに登録していました。その後、家庭教師のトライへの登録も勧められたのでそのようにしました。登録の決め手は、何と言っても全国的に名の知れた会社であるため、安心感があったからです。マニュアル等もしっかりしており、また何かあったときにも相談できるスタッフがいることがあげられます。
(家庭教師のトライバイト)
ネットで家庭教師アルバイトを検索して探していましたが、最終的には家庭教師をしている先輩が居たので、紹介してもらい始めました。登録の決め手は直接の面接がなく電話のみで登録出来るため、手軽に始めることが出来ると思い、決めました。
(学生家庭教師会バイト)
Q.志望動機・自己PRの内容について
面接という面接はなかったようい記憶しています。採用試験、適正試験のあと、他の学生たちと一緒に集まって、業務説明をしていただいたり、書類に記入などを行いました。履歴書も持っていきましたが特に内容については触れられませんでした（大学生なので学歴で判断？）
(家庭教師のトライバイト)
個人面接でした。志望理由は普段、英語の仕事をしているため、自分の英語スキルを活かしつつ、英語の得意でない受験生に英語の楽しさを教えたいと思ったからです。自己PRはやはり、海外の大学院を出ており、自然で美しい英語が話せるということ、また海外で英語を教えた経験があることを話しました。
(家庭教師のトライバイト)
直接の面接は行っておらず、電話での説明や受け答えのみでした。志望理由は、教育大学に通っており将来教員になりたいと思っていたので、大学生のうちに教育系のアルバイトをしたいと思ったためです。自己PRは、人と関わることが好きでコミュニケーションを取るのが得意なので、生徒の目線に立ち一緒に勉強を進めていけると思います。
(学生家庭教師会バイト)
Q.給与は？
初めての家庭教師のアルバイトだったということもあり、他社と比較できないので分かりません。交通費（電車・バス）もきちんと出たので、特に不満はありませんでした。1年間しか働いていないのでどれくらいで昇給できるかは分かりません。
(家庭教師のトライバイト)
賃金は妥当だと思いました。プラス交通費も頂けたので、私としては満足しています。ただ、同じ大学受験生であっても時間給は1500円くらいからで、随分差があるように思いました。この差は各家庭で出せる金額なのか、それとも教える側のスキルにより生じるものなのか分かりませんが、不透明だと思いました。私は提示された金額に不足が無かったのでそのまま受け入れました。
(家庭教師のトライバイト)
賃金に関しては妥当だと感じました。昇級基準は覚えている範囲では受験などに合格したら昇級という形ではなく、報酬という形で賃金が貰えたと思いますが、その昇級基準は曖昧で分かりづらいと思っていました。もっと明確に続けている年数で昇級するなどの制度を設けた方が良いと思います。
(学生家庭教師会バイト)
Q.人間関係はどう？
一人の生徒の母親が非常に良くしてくれて、いつもおやつを用意していただきました。また、私が一人暮らしということもあって、帰りにはおかずやおにぎりを作って持たせてくれたりしたので、非常に良い思い出となっています。
(家庭教師のトライバイト)
思っていた以上に生徒のご両親が私の能力を高く評価して下さったことです。また、海外留学しているという経歴に生徒さんは興味を持ったらしく、私を通した外国へのあこがれが英語学習のモチベーションになってくれたことも嬉しいことでした。私は生徒さんが受験に失敗したらと思うと怖かったのですが、ご両親がとても理解と常識のある方々だったので気苦労が無かったことが有難かったです。
(家庭教師のトライバイト)
最後の家庭教師のアルバイトが終了した後に、生徒と生徒の親御さんにご飯に連れて行って頂けたのが、とても楽しく思い出に残っています。一度風邪をひいてアルバイトをお休みしてしまったことがあるのですが、私が一人暮らしのためとても心配して頂いたのもとてもありがたく思ったのも思い出に残っています。
(学生家庭教師会バイト)
Q.教材について
生徒が使っているドリルや教材を元に教えていたので、私自身が何か持っていくということはありませんでした。帰国子女の生徒がいて、その生徒の英語のレベルが高かったので、私自身も予習がしたいと思い、同じ教材を購入しました。
(家庭教師のトライバイト)
主に志望校の赤本と高校の教科書を使いました。受験まで日数が無かったので、とにかく過去問を解いて、自分の弱点を知ってもらい、問題を解きながら英文法等確認する、という教え方をしました。基本的な知識等が抜けており、本来であれば中学レベルからやり直したかったのですが、とても間に合わないと判断し、効率よく進めていくこと、飽きさせないようにテンポよく進めるようにしました。
(家庭教師のトライバイト)
主に基礎学力を上げ、定期テストなどに向けての勉強をしていたため、学校で使用している教科書を使って指導していました。その他にも学校で配られたプリントなどの問題も使用していました。教え方としては、まず教科書の基礎問題で解き方を確認し、他の問題も解いていく方法で基礎固めを中心に教えていました。
(学生家庭教師会バイト)
Q.やりがいはある？
一人暮らしをしていたので、家庭のアットホームな雰囲気や温かさが好きでした。また、生徒や保護者と生徒の将来についての話を聞くことが楽しかったです。成績が上がったかどうかはよく分かりませんでしたが、コミュニケーションは十分とれていたと思います。
(家庭教師のトライバイト)
偏差値で言うと40前後の生徒さんだったので、あやふやな知識が確かなものになるにつれて、得点が伸びていったことです。それ以上、下がることはまずあり得ない状態だったとはいえ、高校の小テストで５割程度しか取れなかったのが6割、7割とあがっていくのを見るのは気持ちの良いものでやりがいを感じました。
(家庭教師のトライバイト)
生徒の成績が上がったときが一番のやりがいを感じていました。その他にも生徒が解けなかった問題が解けるようになったり、わからない問題をわかるようになったと言ってもらえたときもやりがいを感じていました。一緒に勉強を進めていく上で、生徒と信頼を築き上げコミュニケーションを取るのが楽しかったです。
(学生家庭教師会バイト)
Q.苦労した点は？
業務で苦労したことはありませんが、どの生徒の家も駅から遠かったので、通うのが大変でした。全ての授業は大学の後だったので、終わった後は走って行ってました。また、終わってから別の生徒の家に訪問する時も時間がなくて必死で行ってました。
(家庭教師のトライバイト)
何と言っても基礎学力の欠けている生徒さんだったこと、それにもかかわらず、本人に全く危機感が無く、自分は大丈夫、という根拠のない自信を持っていたため、今の成績では大変だ、と自覚させるのが大変でした。本人のやる気を損なわないように、と本部から言われていたので、強くいうことはできず、ストレスを感じました。
(家庭教師のトライバイト)
今まで自分がやってきた勉強方法と生徒に合う勉強方法が必ずしも一致するわけではないので、生徒の性格なども考え勉強を進めていくのが大変でした。また思うように成績が伸びず、もっと生徒が理解しやすく勉強を進めていけるように模索する過程が苦労しました。
(学生家庭教師会バイト)
Q.研修内容は？
採用試験の後に誓約書を書いたり簡単に説明を受けたりしましたが、指導内容についての研修はあまりなかったように記憶しています。実際に現場に出てから自分なりに学んでいったような気がします。ただ、毎月1回事務所に立ち寄って、レポートを提出しなければなりませんでした。
(家庭教師のトライバイト)
トライの社長が誰で、という組織的な話から始まり、あとは渡されたマニュアルに従って、生徒さんに触れてはならない、個人的にメール等を通じて接触してはいけない、不快感を与えない服装で、等の話がありました。その後、登録者通しで、数学や英語の問題をつかい、生徒役、先生役になり説明する練習を1~2度行いました。お互いの教え方の良い点・改善すべき点を教えあうという感じでした。
(家庭教師のトライバイト)
家庭教師会社からの説明会も研修内容もありませんでした。電話のみで遅刻に気をつける、勝手に指導時間や指導日時を変更しない、個人情報の取り扱いについてなどの説明はありましたが、指導内容などについての説明はありませんでした。
(学生家庭教師会バイト)
Q.本部のサポートはどう？
特にサポートを実感したことはありませんでしたが、わりと自分の好きなように授業ができたので自由にやらせてもらったという感覚があります。事務所も若い人が多く、全体的に厳しい雰囲気ではなかったのも良かったと思います。
(家庭教師のトライバイト)
まず最初にどんな風に進めていったらいいのかを丁寧に教えてくれた点です。特に生徒の親御さんを交えた話し合いの時の進め方、模試の成績を見せてもらい、親御さんと共に生徒さんの弱点、今後の進め方を話し合う、赤本を中心にして教えていく等、指導方法についても助言があったので、レールの上を進んでいくようなやりやすさと安心感がありました。サポート体制は充実していると言えるでしょう。
(家庭教師のトライバイト)
不定期ではありますが、近隣の家庭教師を探している家庭の情報や募集の郵便が来ていたのが良かったです。また、就職試験などで時間の関係でアルバイトが出来なくなったときに、連絡をするとすぐに対応して頂けたので良かったと思います。
(学生家庭教師会バイト)
出典：家庭教師アルバイト募集ナビ
家庭教師バイトに必要な学力や応募資格
家庭教師の必要な学歴とスキル
家庭教師派遣会社によって必要とされる学歴や学力は異なります。大抵は4年制大学であれば大丈夫です。
家庭教師を専門に扱う派遣会社では、応募資格を大学生以上と定めているところが多いです。高学歴な人や有名大学に通っている人は時給がさらに高くなるケースもあります。
能力に合った生徒を紹介してくれるため高学歴が必要とされるわけではありません。ある程度の学力は必要ですが、大切なのは『教える能力』や『コミュニケーションスキル』です。
最初の数日間では
- 家庭教師としての心得
- 指導の仕方
- 保護者への対応
などを学びます。自分が学んできた知識を教えるため仕事の経験がなくても始めやすいです。
派遣会社では仕事を始める前に研修を実施しているところが多いため、家庭教師の経験がなくても安心感があります。
高学歴であれば時給アップや、よりやる気の高い生徒の担当がもらえる可能性が高まります。
面接と試験について
面接時に対応できる学年・科目の確認で、自分が教えられるものだけ申告すれば良いです。筆記試験の有無に関しては会社によって異なり、まったくない場合もあればWEB上で4択の試験を課す場合もあります。
基本的には「英国数の基礎」が出題されます。
志望動機
素直に「お金を稼ぎたいから」とは言わないほうが良いです。志望動機としては
- 自分の学んだ知識を他の人に伝えることが好きだから
- 学びの楽しさを伝えたいから
- 将来は生徒を教える側になりたいから
というような回答が好ましいです。真面目で誠実な人柄をアピールしましょう。
面接時の服装
面接時の服装は、「スーツ」もしくは「白シャツ＋ジャケット」が一般的です。頭髪は男女ともに「黒」が基本です。
家庭教師の派遣会社に応募するうえでの注意点
実績と信頼が目に付く大手家庭教師派遣会社から登録するのがおすすめです。無名な会社の場合、紹介できるほどの生徒数を確保していない可能性があります。
家庭教師をする際は、教える内容や勤務場所、待遇を比較して案件を選ぶことが大切です。
家庭教師は生徒の成長を通じて自分自身も成長できるバイト
家庭教師バイトは高時給と柔軟なシフトが魅力で、学生にとって特に働きやすい職種です。生徒の成長をダイレクトに感じられるやりがいがあり、教育やコミュニケーションのスキルも同時に鍛えることができます。
将来教育の現場で働きたいと考えている人にとっては、家庭教師のバイトは実践的な経験を積む良い機会になります。将来教育関係の仕事に就きたい、一人でも多くの生徒の学びに寄り添いたいという方は、ぜひ家庭教師バイトに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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