【初心者必見！】キャバクラバイトはきつい？仕事内容からメリット・デメリットまで解決

高収入が魅力的なキャバクラバイトですが、夜遅くまで働くため生活リズムが大きく乱れやすく、体調不良を招くこともあります。この記事では、キャバクラバイトの仕事内容、働くうえでの注意点、客層に関する情報を詳しく解説しています。

この記事を読めば自分にあったキャバクラバイトの見つけ方がわかります。

キャバクラとは

キャバクラは女性スタッフが客席でお酒を用意したり、楽しいおしゃべりでお客様をもてなすお店です。接客を担当する女性スタッフたちは、キャバクラ嬢(略してキャバ嬢)やキャストなどと呼ばれています。

キャバクラ嬢の仕事内容

キャバクラの主な仕事内容は接客です。お客さんの横に座って、お酒を飲みながら会話を楽しみます。

初めは自分を指名してくれるお客さんがいないため、フリー（指名なし）のお客さんの相手や、ヘルプ席での接客がメインになります。

新人でも1人のお客さんに対してマンツーマン接客は変わりません。新人の3人が順番に接客していくこともあります。

仕事の流れは次の通りです。

お客さんが快適に過ごせるように気配りすることが大切です。

接客中は

などの仕事をします。お客さんの連絡先を聞いて普段からやりとりをして、お店に来てもらうように「営業」することも大切な仕事です。

お客さんの情報をノートにメモしておき、次に来店されたときに接客の中で話題にすると喜んでもらえます。

キャバクラ嬢に向いている人

以下に1つでも当てはまる人はキャバクラで働く素質があります。

最近は学生メインのアットホームな職場も増えてきています。年齢層は20代が大半です。

キャバクラの営業時間

キャバクラの営業時間はだいたい20時から翌1時頃までです。日曜日や祝日を定休日としている店舗が多い傾向です。

数時間だけ働くこともできるので次の日の仕事に影響しづらいです。しかし帰宅時間が遅くなりやすいため、家族や恋人にキャバクラで働いていることがばれるリスクもあります。

キャバクラの客層

客層は男性客がメインで会社員や自営業者などが多いです。

高級キャバクラ店では、会社の役員や経営者、医師などの富裕層の方の来店が多くなります。芸能人やスポーツ選手なども来店することもあります。

キャバクラには社長や経営者など、社会的地位を築いている方も少なくありません。普段出会うことが少ない人との会話のチャンスが増え、人脈を広げることができます。

キャバクラのきついところ・デメリット

キャバクラで働くデメリットは以下の通りです。

変なお客さんに絡まれる

キャバクラには酔っ払って怒鳴ったり暴れたりするお客様もいらっしゃることがあります。しつこく住所を聞いてきたり、セクハラまがいのことをしてくるお客さんもいます。

どんなお客さまでも感じよく接客しなければならないことが大変です。

ノルマのプレッシャーがある

キャバクラではノルマや罰金に対するプレッシャーもあります。長年働いていてもあまり稼げていない方やシフトにあまり入らない方にはプレッシャーがかかることがあります。

しかし強制的に辞めさせられることはなく、他のアルバイトと同様に軽い面談があるくらいです。

罰金のプレッシャーがある

お店によっては罰金制度を設けている場合があります。キャバクラの罰金でよくあるのは次の3つです。

遅刻や当日欠勤は罰金の対象となり、何かしらの問題をおこすと5,000円～20,000円は引かれます。

生活リズムが乱れやすい

キャバクラバイトは夜遅くまで働くことが多く、生活リズムが乱れやすいです。アフターに参加すると深夜になることもあります。

キャバクラバイトに夢中になって勉強をおろそかにして単位を落とさないように気をつけましょう。お酒で体重が増えたり健康を害したりするリスクもあります。

朝や昼に営業しているキャバクラ店を探すのも一つの選択肢です。

キャバクラの楽なところ・メリット

キャバクラで働くメリットは以下の通りです。

時給が高い

キャバクラで働く大きなメリットとして時給が非常に高い点です。時給2,000円以上が見込めるため、お金に困っている女子学生に人気です。

頑張れば売上や指名料でさらに給料がプラスされます。短時間でしっかり稼ぎたい方にキャバクラバイトはおすすめです。

しかし金銭感覚が狂ったり水商売特有の環境に馴染んでしまうと、昼職に戻りにくくなることは頭に入れておきましょう。

コミュニケーション能力がアップする

仕事を通して会話力や気配り力などのコミュニケーションスキルが磨かれます。話題は政治、経済、人間関係、仕事など多岐にわたります。

普通のバイトでは手に入れられない知識や情報が得られるため、とても勉強になります。どの職種においても重要なスキルです。

将来の就職活動やビジネスの場において非常に役立ちます。

美意識が高まる

キャバクラバイトは稼げる分見た目にも気を使えます。見た目が大切なので普段から美意識が高まります。

ドレスやアクセサリーを身に付けたり、ネイルや盛り髪などのおしゃれを楽しんだりしながら働ける点もキャバクラ嬢として働くメリットです。

シフトが自由

他のアルバイトと同じで自己申告制ですが、基本的には非常に自由です。学生や昼職をしている方など普段の生活スタイルに合わせて働くことができます。

「週に1日だけ」や「1日3時間〜」でもOKです。さらに売上が上がるほどシフトに融通が効く店舗もあるそうです。

繁忙期や土日に積極的にシフトに入れることを伝えると採用される確率がアップします。

キャバクラの職種・役割

キャバクラではキャバ嬢以外にさまざまな職種と役割があります。次の3つです。

ボーイ(黒服)

ボーイの仕事は開店前の掃除から始まります。

お店が開店してから次の業務を行います。

ホール業務に慣れている方であれば問題なく働けます。時給は1,000~1,500円程度になります。

ヘアメイク

ヘアメイクはキャバ嬢をドレスに合わせて美しく見せるためのヘアスタイルやメイクを担当します。日給は約8,000円程度になります。

キャバ嬢の送迎ドライバー

キャバ嬢の送迎ドライバーは車の運転が得意な方にはおすすめです。ナイトワークのため日給は約6,000円程度になります。

ボーイや店長など、お店のスタッフとして働くこともあります。

キャバクラ嬢の給料

キャバクラの時給は他のアルバイトに比べて非常に高いです。時給が高いため数時間のバイトでも日給1万円になる場合は少なくありません。

時給は高いものの、ヘアメイク料やレンタル衣装代、送り代などが給与から天引きされるケースも多いです。お店が終わった後の送迎は1回ごとにお金がかかり1回1,000円前後が多いです。

キャバクラ嬢の時給を表でまとめてみました。

平均時給	約2,000～2,500円
初めてキャバクラで働く際の時給	2,000円
都内	3,000円以上のお店も多め
地方	2,000円以下の場合もある

お客様と同伴すると時給が増えるシステムが多く、徐々に時給が上がって2,500円程度になることもあります。高級店で働いたり、人気が出たりすると時給が3,500円、4,000円と上がることがあります。

売上や指名料でさらに給料がプラスされるため、お金に困っている女子学生に人気があります。人気が出ると時給が高くなります。

即日払いも可能

給料はお店によって即日支払いのところもあります。

「体験入店」では給料はその日のうちに現金で手渡されることが一般的です。体験入店はシフトを事前に決める必要がなく、気軽に試してみてから正式に入店を決めることができます。

給与体系は「時給+インセンティブ」が多い

給与体系もお店によって異なりますが、「時給+インセンティブ」の形が多いです。基本の時給に加えて、指名や同伴、ドリンク代などのバックが付きます。

ただし「待機カット」という仕組みがあるお店もあります。お客さんについていない時間は時給が発生しないか、大幅に下がることがあります。

料金体系

キャバクラにはフードメニューやセット料金、延長料金など、さまざまな料金があります。ボトル・ドリンク料金はセット料金に含まれているハウスボトル以外に有料のボトルやドリンクを頼むことができます。

お客様が支払う料金体系は以下のようになっています。

お客様が支払う基本的な料金は「セット料金」と「税金・サービス料」で、セット料金は席代で約50-60分で5,000円～10,000円が相場です。

指名料やドリンクの売上のプラスαで月に80万円～100万円以上稼ぐ子もいます。

キャバクラ嬢の働く時の服装・身だしなみ

キャバクラで働く際の服装は、ロングドレス、ミニドレス、ツーピースドレスなどが一般的です。中にはスーツやワンピースを着用するお店もあります。

ドレスはレンタル制を導入していることが多い

ドレスはレンタル制を導入していることが多いです。1着あたり3,000円以上かかる場合があります。

一般的には5着くらいを着まわす感じです。数万円程度の経費がかかることがあります。

メイクやヘアセットは多くの店舗で無料

多くの店舗にはメイクやヘアセットをしてくれる無料の美容師がいます。そのため自分で用意するものはネイルやアクセサリーなどの装飾品だけです。

体入の時の注意点

体入の時は次の4つのポイントを押さえておきましょう。

体入(体験入店)は1日から数日程度だけお試しで勤務する制度です。本格的に働く前に実際の仕事の流れや店内の雰囲気、客層などを確認しておくと良いでしょう。

体入では実際の仕事を体験できるため、自分に合わないと感じた場合も辞めやすいです。

仕事の流れ

体入では実際の仕事を体験できるため、どのような流れで働くのかをあらかじめ知っておくとスムーズに働き始めることができます。お店のスタッフやお客様とのコミュニケーションも円滑になります。

スタッフの雰囲気

ボーイや店長などのスタッフの態度も重要なポイントです。親切で感じが良いスタッフが多いお店なら安心して働けます。

営業許可証があるか

店内に営業許可証があるかをチェックすることも大切です。営業許可証がある店は一定の基準をクリアしているということです。

働く条件、給与などもきちんと守られる可能性が高いため安心して働くことができます。許可証がない場合は自身が法的なトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

客層

体入で大切な注意点として「客層」をチェックすることが重要です。店の客層がどのような人たちで構成されているのかを把握することで、自分がどのようなお客様と接することになるのかを理解できます。

初心者は夜キャバがおすすめです。

さらに重要なのはフリー客が多く訪れるキャバクラ店を選ぶことです。自分の指名客を作りやすくなります。

地域によっても客層は異なります。しっかりと客層を観察して自分に合った店を選ぶことが大切です。

キャバクラバイトの面接で気をつけること

面接は女性らしい服装(デート服)がおすすめです。ピアスやネイルなどの装飾品もアピールポイントになるため、着用していって大丈夫です。

薄暗い照明の店内ではメイクは濃い目くらいがちょうど良いとされています。

面接でよく聞かれることは以下の通りです。

採用されるためには身だしなみを整えて、なるべく愛想良く受け答えすることが大切です。

志望動機

志望動機は

など明確な動機であれば問題ありません。「時給が良いから」などは動機としては弱いです。

キャバクラの勤務経験

キャバクラの勤務経験があるとアピールポイントになります。しかし未経験でも働くことは可能です。

勤務日数

勤務日数は実際よりも少し多めに答えるのがポイントです。週末や土日など、お店が忙しくなる時に入れると採用されやすくなります。

希望月収

あまりに高すぎても「現実的ではない」と思われてしまいます。かと言って低すぎるとやる気がないと判断されてしまいます。

新人の場合、希望月収は10万円から15万円くらいが妥当とされています。経験がある人は給与明細を持って行ったうえで交渉できると信頼度が増します。

お酒の強さ

基本的にキャストのドリンクはノンアルコールのため、お酒が飲めなくても大丈夫です。カクテルを注文する際にもお客さんのボトルを無理に飲む必要はありません。

まとめ

キャバクラで働いてみたいと思った方は、まず体験入店から始めてみるのがおすすめです。キャバクラ嬢が美しくいるためには、通常のバイトに比べて出費が多くなることがあります。

家から少し離れた場所にある店舗を選ぶと家族や近所の人にばれるリスクを減らすことができます。

気になる方はぜひ一度チャレンジしてみてください。

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